向陽エンジニアリングの仕事内容について
パーツフィーダとは、言葉の通り、パーツ(部品)をフィーダ(送る)という事です。部品を振動させ、決まった方向に整列させてお客様と約束した個数を排出させるものです。
パーツフィーダの多くは、何かを製造する設備の一部(ユニット)として使用されることは多いのですが、例えば、自動車部品を製造するために、その部品に使用されるネジ等を振動で一定方向で排出させ、その後、ネジをひとつひとつ取り出され、専用設備でネジを締め付ける、または、非常食などに付いているスプーンは、振動させることにより一定方向で排出され、その排出されたスプーンは、専用の包装機に送り込まれるなど、生産設備にはとても重要な設備となります。現在のような人手不足には、とても必要な設備ではないでしょうか。
特別な資格を必要としている業務ではありませんが、詳細に説明すれば、アーク溶接などの講習が重要となります。でもその講習は、入社後の教育計画に含まれているので、問題ありません。入社時 約1か月程度は、基本知識勉強・溶接の訓練・各種設備の操作方法と各設備に関わる安全教育等を行います。その後は、ベテランも新人も分け隔てなく、パーツフィーダ製作を行ってもらいます。当面は、マンツーマン方式で教育しながら製作してもらいます。
機械加工とは、切削専用の機械と専用の刃物を使用し、削ったり、穴を開けたりして素材(鉄・アルミニウム・ステンレス等)を図面通りに加工することです。
機械加工品単品では、大きく活躍していることはありませんが、機械加工品と機械加工品が組み合わさって一つの設備になると例えば自動車部品を製造する設備・医療機器を製造する設備・化粧品容器を製造する設備などに変化します。
機械加工するためには、素材(鉄・アルミニウム・ステンレス等)を削ったり、穴を開けたりしなければなりませんが、その専用設備として、マシニングセンター・NCフライス盤・汎用フライス盤・ワイヤー放電加工機・研磨機などがあります。これらの設備を使用して、図面に示す寸法通り加工します。また、出来上がった加工品は、ひとつひとつ専用の計測器を使用して合否判定する検査もあります。当面は、マンツーマン方式で教育しながら製作してもらいます。
人がおこなっている作業を機械に置き換えた設備のことです。必要な部品を準備・セットし、スタートボタンを押すことによって、あらかじめ入力してあるプログラムで設備は動いて製品を作っていきます。中には、良否判定して、不良品を除外することもできます。
現在、どのような製造工場でも、必ずこの自動機は、導入されて、稼働しております。弊社でも、自動車に使用される電子部品製造の設備や同じく自動車に使用される足回りを製造する設備、化粧品容器を製造する設備など様々な分野で活躍しています。
自動機製作には、設計、電気(ソフト・ハード)、組立調整のほか、必要な購入品の手配等があります。ただ自動機設計・製作にあたっては、機械加工やパーツフィーダと若干異なり、専門知識を有していたり、経験を有しているなどが必要となります。自動機製作は、妥協は許されず、お客様の考え・要求をかたちにするという責任があります。また必要な時は、弊社から考えを提案させて頂くことあります。